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価格のうち、かなりの部分が土地の価格になっていることが想定されますから、購入後の価格下落幅・率が限定的です。 また、古いというだけではなく、人気がないので、価格が理屈以上に落ちている可能性があります。
仮に、同じ築年数のマンションがあって、かたや茶色のタイル貼り、かたやモルタルの白塗りだとすると、人気のない分、後者が割安になりやすいのです。 もちろん、土地と同じで、人気のない物件は人気がないまま推移する可能性があります。
しかし、資産価値を守る上で重要なことは、高く売れるかどうかそのものではなく、購入した価格と比較して、売却したときの価格がどれだけ下がっているか(もしくはいないか)です。 つまり、地価の分の価値が保たれている限り、そこそこの価格では売れるはずです。
他の物件よりも安いということは二の次で、購入した価格からの下がりかたは、実はそれほど大きくないことが予想されるのです。 自分が買いたくない=人気がない=売れない、と考えたくなる気持ちは分かります。

これが、土地だけであれば、まったくそのとおりです。 しかし、土地に価値があるという前提であれば、マンションの価格が土地の価格よりも安くなることは原則としてないため、建物にあまり人気がない中古マンションを狙ってみるという戦略は有効なのです。
一方、白タイルの物件をどう考えるかは、なかなか難しい問題です。 白さを保てると、見た目も美しく、また、その後多く出てきた茶系のタイルと比較すると、さほどの個性はないにせよ、どこにでもある物件という印象もありません。
一方、みなさんがご想像のとおり、白さを保つのはなかなか大変で費用がかさみますが、真っ白にしておかないと、汚れが目立って資産価値にはマイナスです。 私が考える白タイル物件の決め手は、ずばり見た目です。
白タイル物件であることは、築20年近くが経過していることを意味しますが、みなさんが買いたくなるようなきれいさを保てているようであれば、住人の資産価値を守る意識が高く、今後もしばらくはその状態を保てることが期待できるからです。 もちろん、築年数が古い分、購入価格が土地代にかなり近くなっていないと意味がありません。
ただ、”どうせ古いから””どうせ内装をリフォームしてしまえば同じだから”と考えずに外観にこだわる、これが、白タイル貼りの中古マンションを購入して資産価値を守るカギになると思います。 内装のリフォームと同じように、外壁の交換ができれば、多少費用がかかってもやりたいと思う読者のかたもいるかもしれません。
人を招くとき、内装がきれいなだけではなく、外見のきれいさについても羨ましがってほしいからです。

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